2月23日に大会8日目を迎えたITTF(国際卓球連盟)世界卓球選手権釜山大会・団体戦(ITTF World Team Table Tennis Championships Finals Busan 2024 Presented by BNK Busan Bank)。会場のBEXCO(釜山国際展示場/大韓民国)では、女子準決勝2試合と男子準々決勝残りの2試合が行われた。
女子日本代表(早田ひな、平野美宇、伊藤美誠、張本美和、木原美悠)は前日の準々決勝でルーマニア代表を下し、準決勝に進出。男子日本(張本智和、戸上隼輔、篠塚大登、田中佑汰、松島輝空)は前日の準々決勝で中華人民共和国代表に敗れ、パリ2024卓球・団体戦の出場枠を獲得するも敗退となっている。
決勝進出の懸る一戦。日本の対戦相手はホンコン・チャイナ代表となった。
第1試合は、ITTF世界ランキング16位の張本美と同65位のドゥ・ホイカン(杜凱琹/DOO Hoi Kem)が対戦。Tokyo2020団体銅メダルのドゥが11-7、11-9と2ゲームを先取し、張本美を追い詰める。しかしここから張本美は、ドゥと対戦経験のある伊藤らのアドバイスを受けて修正。11-4、11-6、11-5と3ゲームを連取し、逆転勝利を収めた。
これで勢いに乗った日本。同5位の早田が同51位のチュ・チェンジュ(朱成竹/ZHU Chengzhu)を、同18位の平野が同143位のリ・ホチン(李皓晴/Lee Ho Ching)をそれぞれストレートで下し、53年ぶりとなる世界卓球優勝に王手をかけた。
準決勝もう1試合では中国がフランス代表に3-0で勝利。決勝は24日に行われる。
男子は準々決勝まで終了。24日の準決勝では中国と大韓民国代表、フランスとChinese Taipei代表が対戦する。
2月16日(金)グループラウンド1
2月17日(土)グループラウンド2
2月18日(日)グループラウンド3
2月19日(月)グループラウンド4
2月20日(火)グループラウンド5
2月21日(水)ラウンド24/ラウンド16
2月22日(木)準々決勝
2月23日(金)男子準々決勝/女子準決勝
2月24日(土)男子準決勝/女子決勝
2月25日(日)男子決勝